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Overview

Elements for Human Modeling

DhaibaWorksは、デジタルヒューマン技術の実装を実現するのに必要となる

さまざまな機能およびモデルを備えています。これらは「エレメント」とよばれ、

エレメントリスト上において一元的に管理されています。

  • 点群、特徴点群

  • 三角形メッシュ、リンク構造モデル

  • カメラ、ライト

  • 関節回転にもとづくメッシュ変形

  • モーションシーケンス

  • ランドマークにもとづくメッシュフィッティング

  • リアルタイム逆運動学

  • 逆動力学解析による関節トルク評価

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Dhaiba Models

産業技術総合研究所において開発された人体機能モデル「Dhaiba」は、

人体の骨格構造を再現したリンク構造モデルと、初期姿勢の表皮形状を

再現した三角形メッシュモデルなどから構成され、全身や手などに対する

さまざまな体型・寸法をもつモデルセットを提供します。

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DhaibaBody V1

10年以上前に開発された「Dhaiba」モデルのオリジナルバージョンは、今でも現役のモデルとして息長く活躍し続けています。

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DhaibaBody V2

2018年に新たにリリースされたこのモデルは、表皮体型に連動したスケーラブルな着衣機能や、筋骨格の配置機能を備えるなど、よりアドバンスドな利用に耐えうる柔軟なモデルとなっています。

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DhaibaHand V1

人の手の自由度は、全身の他の部位をあわせた自由度にも匹敵し、多様なマニピュレーションを実現しています。

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DhaibaBaby

乳幼児の成長は目覚ましいものがあります。0ヶ月から13ヶ月まで、月齢ごとに平均的な体型を用意しました。立位だけでなく、座位や臥位を標準姿勢とするバリエーションモデルも提供しています。

DhaibaChild

1歳から12歳までは、年齢ごとに平均的な体型を用意しました。DhaibaBody同様、表皮メッシュおよびリンク構造モデルを標準的に持っています。

Reconstructing Individuals

さまざまな体型の人体を再現することは、エルゴノミック評価にもとづく

人間中心設計を行う上での重要な情報を提供します。

DhaibaWorksでは,代表的な部位の寸法値セットや、モーションキャプチャから

得られたランドマーク位置データなどにもとづき、特定の体型・寸法をもつ

相同(*1)な人体モデルを再現します。また、バウンダリファミリと呼ばれる、

あらかじめ用意された日本人成人男女の代表的な体型セットを

利用することも可能です。

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BoundaryFamily.png

Assisting Human-Centred Design

視野、接触、関節角度、関節トルクなど、製品やサービスの利用シーンに対する

エルゴノミック評価に必要な解析ツールを提供します。カスタムプラグインや

スクリプトを開発することで、製品特有の評価モデルを追加することも可能です。

これらの評価モデルを利用し、最適な設計パラメータを探索します。

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Cooperation with Hardware

光学式や慣性式といったモーションキャプチャシステムと連携することで、

人が製品とインタラクションする様子をDhaibaWorks上でリアルタイムに再現します。

同時に解析結果を可視化することで、被験者にリアルタイムにフィードバック

することも可能です。

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High Scalability

DhaibaWorksは、Python言語で記述されたスクリプトの作成や、C++言語で記述されたプラグインの作成を通して、自由にカスタマイズされたアドオンパッケージを開発することができます。これにより、デジタルヒューマン技術の開発者・研究者には、よりスピーディにアイディアを実装するためのツールを提供します。また、ソフトウェアハウスには、DhaibaWorksユーザであるクライアントに対し、より柔軟なコンサルティングの機会を提供します。

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